訪問日時:2020/12/18 11:13
北での仕事を終え、昼食タイム。
最初から白河ラーメンにしようと思っていた。
新店の定休日にフラれたあと、
老舗のあずま食堂にやってきた。
昨晩ちらついた雪が日陰にはまだ残る。
昭和47年創業。
この10月19日に店舗の内外装と
味を大きくリニューアル。
おしゃれな外観になったね。
暖簾をくぐると、
待合の名簿があるけど、
まだ誰も書いていない。
丁寧に席へと案内された。
すぐにお冷とおしぼりがセットされる。
お品書きを拝見。
チャーシューワンタン麺をお願いした。
調味料は餃子用3種と胡椒。
8席あるカウンターの目の前は大きな窓。
南湖の景色がきれいに見える。
以前はもっとにぎやかな大きな店内だったけど、
かなり絞られたね。
でも、それでも収容力は大きい。
6〜7番目で13分後、
チャーシューワンタン麺
お盆に乗って到着。
木製のお盆がいいなあ。
そして、商品も
随分とおしゃれになった。
チャーシューたくさん、ワンタンたくさん、味玉、
ねぎ、ほうれん草、なると、海苔、紫玉ねぎが
麺が見えないほど敷き詰められている。
中でもおしゃれに見える要因は
結びほうれん草と紫玉ねぎあたりだね。
スープは透き通った醤油キリッとタイプ。
でも、出汁の濃厚さを感じ、
醤油ダレはどちらかというと少し後ろ側に感ずる。
いずれにしてもこれまでの
あっさりタイプとはかなり異なる。
そして、白河ラーメンとも一線を画すような
奥深い味わいにレンゲが止まらなかった。
麺をつかもうとしたら、
ワンタンが浮上。
具が少しの折りたたみスタイル。
餡はこのタイプにはちょうどいい量。
皮はしっかりしていて美味しい。
そして麺に到達。
ウ(⦿⦿)マ〜〜〜!!!
この手打ち麺いいねえ〜〜〜!
表面しっとり、食感やさしいもちもち、
唇触りも楽しく、しなやかで素晴らしい麺だ。
これは
ネオ白河ラーメン
とも言うべき味ではないか。。。
メンマがナイス。
癖のない仕込みで、
いかにも白河。
そしてチャーシューにはたまげた。
煮豚タイプで、
表面を炙っている。
これが分厚いのなんの!
これが4枚入っている。
バラ肉の煮豚チャーシュー、
しかもこれほどとろとろに柔らかいのは
白河では珍しい。
もも肉は2枚。
こちらは食感を楽しんでいると、
じわじわと味が出てきて、
これもいいねえ。
味玉は適度な黄身の柔らかさ。
大変美味しい。
しかし、チャーシューがヘビーだ。
ワンタンも皮がしっかりしているせいか、
食べ終わると、お腹パンパンになっていた。
店主さんはガラスで区切られた厨房で
忙しく動いておられる。
そして全てのお客様に
自然の笑顔の挨拶。
その奮闘ぶり、真面目さが伝わる。
いろいろな麺で このリニューアルは
大正解だな、と思いながら店をあとにした。
お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。
208
感想など。。。