2009年06月21日

【176〜179/'09】麺屋武蔵 武仁@秋葉原(試食会)

訪問日時:2009/06/20 18:00



6月23日に正式オープンする、

麺屋武蔵 武仁の試食会に招かれた。

こちらは浅草の麺屋武蔵江戸きんが店名を変えて移転した形になる。



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場所はJR秋葉原の駅を出て昭和通りを渡ってすぐ。

日比谷線1番出口からはほぼ目の前。

いい場所ですね〜



かなり内々の会だったようで、どのようなメンバーなのか、

と思っていたけど、扉を開けて納得。



最終的に、大崎さん、北島さん、山本さん、小林さん、青木さん、

石山さん、しらすさん、オゴポコさんが席についた。



ひえ===!

すっごいアウェー感。

こんなところに私が来ていいのか?!



まずは券売機から。



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こちらでもカリーをメインにすえて提供していくそうだ。



やがて、斉藤大番頭さんのあいさつが始まった。

今日は券売機の上にある、1000円のメインメニュー4種類を

提供してくださるそうだ。

なんと幸せな。。



いきなり店が活気にあふれ、品作りが始まった。



DSC00394.JPG



「武仁」とは宮本武蔵の父親の名前だそうだけど、

諸説あって、それ真実かどうかははっきりしない、

ということを聞いたことがあるけど。。



箸置きにも二刀流を表す模様が。



DSC00400.JPG



まずはお店一押しのアキバカリー麺登場。



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中華おこげが目を引く!

そこにかけられているのは黒マー油にオタフクソースを混ぜたもの。

江戸きんでもあったものだけど、あちらではウスターソースだったらしい。

ソー油と呼ぶみたい。



DSC00396.JPG



スープは江戸きん時代の攪拌寸胴は使わずに、

さらさらのカリースープ。

基本は動物系に鯖節、鰹節を加えたものだそうだけど、

鯖節の甘味を強くだしたそうだ。



スパイシー感はほどほどで好きなスープだな。



麺は中太やや縮れたもの。



DSC00397.JPG



ちょっとスープの絡みが悪いようにも感ずるけど、

これはこれであり。

スープの熱でしなっとしたキャベツと共にすすると、

かなりいい感じ。



豚肉は基本同じの甘辛煮。

これ大好きな味。



問題のおこげはサクッと揚げられていて、

ラーメン系では初めての試みと思うけど、

私は元々好きなので歓迎ムード。

徐々にスープを吸わせると笑顔になる。



このカレーラーメン、卵黄を溶かすとまろやかになるし、

マー油も溶けてくるし、ちょっとづつ味が変わるのも面白い。

あっという間に中身はなくなり、

次は武仁つけ麺。



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これは!



麺の上の巨大角煮に一同驚いた。

甘酢がかけられていて、好みは分かれそうだけど、

柔らかくておいしい!



麺の上にはさらし玉ネギ。

さっぱり効果を醸し出している。

麺はらーめんと同じものといことだけど、

つけ麺にするとやはりシコシコ感は増すね。



角煮の甘酢餡で一部和え麺としてもいける。



スープはさらさらタイプの動物魚介、甘め系。

武蔵らしいというか、王道のおいしさ。



続いて、武仁麺。



DSC00401.JPG

DSC00402.JPG



これも同じ角煮が乗っている。

これも甘酢がかけられていて、これは好みが分かれるだろうなあ。



つけ麺では無骨外伝の甘酢系でもあったように、

それほど違和感がなかったけど、

汁麺にするとその甘い酸っぱいがちょっとだけ目立つ。



でも、こまかいことを言わなければ充分満足の一杯だと思う。



最後はカリーつけ麺。



DSC00404.JPG



個人的にはこれが一番気に入った。

スープはさらさら系だけど、スパイシー感もあり、

味が濃いので麺へのスープの絡みも補っている。

多少その絡みの問題で不満もあるかもしれないけど、

これで武仁の特徴を出すとすれば、

いいのではないかと思う。



おこげも問題なく合うと思う。



〆の肉ごはんまでだしていただいた。



DSC00406.JPG



炊き込みご飯にほぐしたチャーシューが乗せられていて、

これもうまい。





これで全終了となったけど、おなかパンパン。。

生意気ですが順位をつけると、

カリーつけ麺>武仁つけ麺>アキバカリー麺>武仁麺

でしょうか。

21日、17時から19時まで行われる、とら会の試食会は

この4種のメニュ−から1つを選ぶのだそうです。



21日はどうなるかわからないですが、



今後味の微調整もするそうです。

私もいずれうかがってみます。





ちなみに今日は普通のチャーシューは無かったのですが、

武仁麺、武仁つけ麺の角煮を大きめにスライスしたもので、

甘酢はかけられていないものだそうです。





いや、しかし、このような体験をさせていただき、大感激です。

武仁スタッフのみなさん、ラーメンデータバンクの大崎社長、

ご一緒させていただいたみなさん、

ありがとうございました。





お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。



posted by ぼぶ at 11:01 | Comment(7) | TrackBack(1) | 東京都千代田区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
武蔵も段々変な方向に行ってしまい残念です、自動車で例えるとオリジナルモデルが最も完成されていて マイナーチェンジを繰り返す度に変になってしまうのと似ています。
Posted by 宮本 at 2009年06月21日 18:19
はいはい
VIPVIPよかったねボブさん
Posted by 午 at 2009年06月21日 18:58
☆宮本さん

仰ること、わかります。
増殖するにつけ、それぞれの特徴がぼやけてくるような気はしていました。

☆午さん

ありがとうございます!
ほんとに貴重な経験をさせてもらいました。
Posted by ぼぶ at 2009年06月21日 19:59
なんで移転しちゃったんでしょうかね?
ぼぶさんはそのへんの事情をご存知ですか?
江戸きんの金魚風ワンタンを食べられなかったのが無念なもので・・・。(TT)
Posted by せた猫 at 2009年06月22日 00:20
一般試食会行って来ましたが、そもそも移転改称したら新店だと思います。江戸きんには16回行きましたが毎月新しい基本メニューのラーメンを提供してくれました。フルモデルチェンジを10回近く行ったのでは?マイナーチェンジの回数は推測不能です。閉店前にも醤油ラーメンにフルモデルチェンジしてたくらいです。
先客ゼロ後客ゼロも何度も経験したし、呼び込みや路上に不法に出された看板もしかり。浅草という場所のせいにしていた感がある。事実、ラーメン屋に厳しい土地ではある。
しかし大番頭は相変わらず客を全く見ていない。味だけじゃないのがまだ分かってないらしい。
だから昨日もぼやで済む事が火事になり店内が凍ることに。
Posted by KOOL at 2009年06月22日 10:40
☆せた猫さん

私もよく知りませんが、物件の関係だったように聞いたことはあります。
あのワンタン、私も好きでした。

☆KOOLさん

江戸きんの常連さんだったのですね。
確かに武仁はコンセプトを変えてきましたから新店ですね。

Posted by ぼぶ at 2009年06月22日 12:39
大した常連ではないですよ。私は「月縛り」を設けて同じ月に2度行かないように心掛けてます。美味いからまたなんていってたらキリが無いから。
ただ今回で17回目、青山時代も含めれば20回以上来た客の顔を覚えてないのは正直どうかと思います。

彼が客に無関心な事とスタッフの定着率の悪さには因果関係があると思わざると得ない。

江戸きん出身の澤神@東高円寺に行く気が起きないのも店主が誰か薄々判るからで…
恐らく、神田磯野の店主と三人で会話したあの時の人が独立しただろうと。
Posted by KOOL at 2009年06月22日 13:03
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Excerpt: 電源買ったは良いが上手くいかない。下手するとマザーボードがお釈迦になったかも。(
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