日帰りの大阪出張。
ランチに目指すはこの16日に開店した新店。
お笑い芸人のシャンプーハットてつじ氏が立ち上げたお店、宮田麺児。
公式サイトがきれいで、めちゃくちゃかっこいい。
麺にこだわっているのがよくわかる。

氏のことはよく知らなかったけど、
つけ麺好きで有名で、テレビ番組も持っているとか。
「シャンプーハットてつじ つけ麺」で検索するとたくさんヒットする。
店前は華やかなビッグネームな業界人が花盛り。



いろいろな意味で注目のお店だけに、当然行列。
私が着いたときには外に10名ほど待っていた。
なんと隣のビルの1階を待合い用に借りている。。。

でも、店内は2階もあり、全部で30席ということなので、
流れは悪くはない。
10分ほどで中に案内された。

のれんとくぐると椅子が5席。
座ってもうしばらく待つ。
目の前にはいろいろポスターやら。

右の絵は相方さんが描いたらしい。
鼻から麺が出てるよ。
それだけ夢中ですすりなはれ、ということか。
やがて券売機の前に進み、基本であろう、
T2Gと別麺でNB50をチョイスした。
1階はL字型のカウンターで6〜7席ほど。
2階に通された。
階段の途中には麺袋を使ったオブジェとか。


2階は壁向きのカウンター5席にテーブルがいくつか。
カウンターに案内された。


アルミのカップにウーロン茶、卓上には魚粉と胡椒。
胡椒はスープに入れずに麺にかけてほしいとか、いろいろ書いてある。
太麺なので、お時間かかります、と言われたけど、
10分もかからず出てきた。
オペレーションも問題ないみたい。

左がT2G。右がNB50。


底の深い器で、麺はざるに乗せられている。
具は味玉1/2、ねぎ、穂先メンマ、もやし。

美しい麺を美しいと思うあなたの心が美しい
なるほど、私の心も美しい・・・かな?(^^;
麺のうんちくはサイトを見てもらうとして、
その美しい麺をすすってみると、
T2Gはシルキーでなめらかなつるつる麺。
小麦の香りはそれほどしない。
NB50は表面に降りかかっている、麦芽のロースト粉の香りが
じゃまをして、麺本来の香りがわかりづらいな。。。
それよりもT2Gは切り刃12番、NB50は16番と書いてあるけど、
NB50の方が太いし、明らかに逆だと思う、、、ケド。。
スープは豚骨魚介野菜のいわゆるベジポタ。
中には豚かすと呼ばれる挽き肉とトマト。

さっそくスープに浸していただくと、、、
うん、うまい!
動物と魚介のバランスが絶妙で、野菜の甘味が心地よい。
トマトの酸味が新しい味わいで、このスープはいい!
ねっとりとして、麺にもよく絡む。
でも、こだわっているはずの麺がどうも。。。
T2Gはコシが弱く、香りがないのでうどんみたい。
NB50はコシを強調していたけど、これも腰砕け。
ロースト麦芽の妙な香りが鼻につく。
どちらも茹ですぎか、茹で置きかもしれない。。
隣の平打ちJF100がおいしそうに見えた。
でも、スープがおいしいので、全体的にそれほど不満はない。
ずいずい食べ進んだ。
魚粉をちょっと入れてみたけど、
これは入れない方が魅力がよくわかる感じ。
器は特注のもので、冷めないように底の部分が
なんらかの手法で暖められている。
途中で底から混ぜると、再び全体が熱くなってくるから不思議。
とてもいい器だと思う。
180gずつの麺はあっという間に胃に納まり、
最後はスープ割り。

割らなくても、そのまま飲めるけど、
やはり割ると飲みやすくなって、おいしい。
完食して店を出ると、てつじ氏のポスターをくれた。
・・・・あまりいらないなー。
ほしい人いたらあげますよー。
行列は例の隣のビルの中まで延びていた。
人気店に成長するでしょうね!
お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。
実食感想
実食メニュー:T2G850円、別麺NB50350円
スープの種類:豚骨魚介野菜、ベジポタ
麺の種類:太ストレート
具:麺にねぎ、穂先メンマ、もやし、味玉1/2
スープにトマト、豚かす
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★☆
チャーシュー評価:−
メンマ評価:★★★★★
再訪問希望度:★★★★☆
総合評価:★★★★☆
ひとこと:スープがすばらしいだけに麺の弱さが目立ちました。
素朴な疑問なんですが、麺の名前の由来ってなんなんですかね?
T2G=てつじ、はわかるんですが。
私もT2Gはわかります。
JF100は麺屋棣鄂というところの作のようで、そこの製品番号かと。
NB50は
>外皮を20%だけ取り除いた内麦粉を50%ブレンド
の50からきてるのでしょうか。
ありがとうございました。
邪推かもしれませんけどね。(^^;