訪問日時:2011/03/04 12:30
面白いラーメン屋さんが小山にできた。
昨年12月06日に開業した、十人十色。
人の好みは十人十色。
ここでは自分の好みのラーメンが作れてしまう。
要はタレ、スープ、麺を自分で選ぶというもの。
それも半セルフサービス。
では、潜入しよう。
光って見にくいけど、とにかくそういうこと。
店に入ると、まずはテーブルに案内される。
メニューを見て、
「オンリーワンラーメン」を注文すると、、
ではこちらへどうぞ、
と厨房前に案内される。
まずは、器を取り、タレを選ぶ。
醤油、塩、味噌とある。
シェラカップのような器に、小さいレードル一杯分を注ぐ。
私は醤油:味噌=9:1とした。
次はスープをカップの内側の赤い線まで注ぐ。
豚骨、鶏ガラ、魚介(サバ、かつお、昆布、片口いわし)とある。
それぞれのふたを開けると、すごくいい香りがあがってくる。
結構いいスープみたいだ。
私は豚骨:鶏ガラ:魚介=2:6:2くらいの割合で注いだ。
次は麺を選ぶ。
なんと、手もみ麺、極太麺、太麺、細麺、極細麺と、5種類もある。
太麺の札を取って、カウンターに置くと、
それ以降は調理をしてくれるって寸法、
基本の具は豚バラチャーシュー、メンマ、ねぎ、のり。
そのほかの具がほしければこの時点で頼む。
といっても、3色チャーシュー(豚バラ、ロース、チキン)と味玉しかないけど。
どういう風に作っていいかわからなかれば
相談もできるし、いいシステムだよね。
席に戻り、いろいろ見回すと、
さらにいろいろアレンジメニューがあり驚かされる。
ご飯100円は自分でここでつぐ。
一杯のせ放題がいいね。
油が4種類ある。
マー油、辛背脂、
エビ油ににぼし油。
全部取ったよ(^^;
さらに電子レンジ、ごはんのふりかけなどもある。
電子レンジはつけ麺のスープ割に使える。
そして、ここには七味、一味、エビパウダー、いりこ粉など、
さらに卓上には、醤油ダレ、塩ダレ、味噌ダレ、
醤油、胡椒、酢、ラー油。
もひとつおまけに、おろしにんにく、魚粉、揚げねぎ。
もうびっくりしてしまう。。。
これだけあればどんなラーメンも作れてしまいそう。
濃厚豚骨魚介は無理としても、
麺屋武蔵風とか、大勝軒風とか、博多風とか、支那そば風とか、
考えればキリがないくらい、いろいろ頭に浮かんでくる。
壁には栃木の産物を使った旨の説明もある。
小麦粉は「麦の香り」、「イワイノダイチ」。
醤油は日光のマルシチ醤油。
味噌は宇都宮の青源吟醸みそ。
野菜類はニラとキャベツ。
地産地消にこだわるところも好感が持てる。
5分後、オンリーワンのラーメンがやってきた!
まずはスープを、、、
おおおお!
うまいじゃん!
私の配合うんぬんよりも、
スープのクオリティは思っていたよりもずっといい。
豚骨の甘さ、鶏のうまみ、魚介の香り、、
なんともいいバランスですなあ〜
醤油ダレに味噌を加えたことで、
コクが増したと思うけど、
結構いい感じにできた。
太麺を一気にすする、、、
ああ、うまい。。。
この麺も絶妙の茹で具合。
しこしこもっちりしてかなり好み。
チャーシューもいい味加減と口ざわりだし、
メンマもまずまず。
途中で4種類の油を少しずつ加えて楽しんだ。
中でもエビ油と辛背脂がよかったかな。。
マー油はちょっとじゃまだった。
豚骨100%にはマー油、合うでしょうけどね。
また、揚げネギがかなりよかった。
何度か追加して投入したし。。
スープも飲み干し、大満足の完食。
自作心をくすぐる大変面白いスタイルだけど、
通常のメニューもあるところがいいと思う。
そして、アイデア倒れではない味の良さが印象に残る。
「しゃりん」よりも歓迎されるやり方だと思うな。。
なにしろ、これだけ楽しんで500円ってのも大きい。。
うーむ、これは大勢のラ好きと共に訪れてみたい!
あ、誕生日当日と前後は麺が一杯無料ですってさ。
お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。
実食感想
実食メニュー:オンリーワンラーメン500円
スープの種類:豚鶏魚
麺の種類:太やや縮れ
具:チャーシュー、ねぎ、メンマ、のり
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★☆
チャーシュー評価:★★★★★
メンマ評価:★★★★☆
再訪問希望度:★★★★★
総合評価:★★★★★
ひとこと:こういうの大好きです。