これまで食べたラーメンの中で最もインパクト強かった、
あるいはびっくりしたのは、富山の大喜。
富山ブラックの本家と言われている店。
しょっぱさこの上なく、なんかの間違いじゃないかと思うくらいだった。
未だにあの衝撃を超えることはない。
2004年に三越の催事で来たけど、
とてもうれしかったのを思い出す。。
その後麺家いろはなど、もどきは食べることはあったけど、
基本的にあの味、ルックスは大好き。
10月に神田にその富山ブラックの店ができたらしい。
これを作ったのがまさしく大喜だと思う。
券売機で中華そばを購入した。
L字型カウンター13席の店内。
椅子の背中側がちょっと狭いな。。
卓上にはブラックペッパーのみ。
厨房では中国と思しき女性二人が製作担当。
「神田本店」ってくらいだから、これからチェーン展開していくのだろうけど、
その厨房の姿にはうーん、となってしまう。
座って7分後到着。
黒いスープに中太麺。チャーシュー、メンマ、ねぎにブラックペッパー。
王道のスタイルは守りつつ、だけど、
大喜よりはスープの色は薄い。
そして、万人向けに味は普通の塩加減。
大喜はスープのみならず、メンマもチャーシューも激しょっぱいので、
もしも大喜を起源とするならば、これはちょっと方向性が違うと思う。
でもね、この醤油の味がとても好きなのよね。
麺をすする。
多少もちっとした麺は本場を思い出すものの
もっとスープを吸って色濃く染まる麺が頭にあるので、
やはり違和感はある。
チャーシューはぶ厚いもので、
現代迎合型。
薄いのが何枚も入っている方が「らしい」とは思う。
いや、これもおいしいですよ。
総じて私の好みの味ながら、
「富山ブラック」というカテゴリーの曖昧さを感じながら
店をあとにした。
お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。
実食感想
実食メニュー:中華そば700円
スープの種類:黒褐色
麺の種類:中太縮れ
具:チャーシュー、ねぎ、メンマ
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★☆
チャーシュー評価:★★★★☆
メンマ評価:★★★★☆
再訪問希望度:★★★★☆
総合評価:★★★★☆
ひとこと:試しに本場バージョンの激しょっぱいの作ってみてほしいです。
やっぱり
こりゃ違いますよ
コレで許される悪い風潮を作ったのが
他でもない「いろは」なのデスよね
同感です。
富山の衝撃を味わっているので、特にそう思いますよね。
インスパイアとか富山ブラックを東京向けにアレンジしたとかならわかるんですけど…。
はい。同感です。
「富山ブラック風」ならわかります。
まあ、作業手順書通りやれば作れるのでしょうけど・・・
そうだったですか。
ちょっと違和感ありますよね。
池袋のクロナベのチャーシュー麺!
大喜のスピリットが味わえると思います。
お試しあれ‼
大喜で育ったとは!
やはりここは違いますよね。
黒ナベは私も大好きでしたが、
残念ながら閉店してしまいましたよ。