白金の交差点そばに「拉麺」という屋号の店があった。
一度行ったきりだけど、その丁寧なラーメンはよく憶えている

いつしか閉店してしまったが、
その後もラーメン店の立ち上げを生業としていたようで、
今回再び自分の店を開店させた。
池田山と呼ばれる地区のはずれにある。
かっこいいマンションの1階。
便宜上、「池田山らーめん」と呼ばれている向きもあるけど、
店名は「らーめん」なのかな。
まあ、以前も「拉麺」だったので、違和感はない。
35年間ラーメンを作ってきて、
その集大成のスープなんだそうだ。
この限定は上記のものが入る、
いわゆる特製。
それにしても150食が売り切れることがあるのだろうか(失礼><)
壁のお品書きに目をやり、
500円のらーめんを注文した。
店主さん、久しぶりです。
覚えてないでしょうけど。。
ラーメン店立ち上げの話を向けると、
なんと470店舗お手伝いしたらしい。。
すごい数に現実味が沸かなくて、驚かなかった。。(失礼><)
35年スープは目の前の寸胴にある。
中をのぞかせてもらうと、鶏ガラがびっしり。
あとは野菜がちらほら。
そして、3分後到着。
具はチャーシュー、ねぎ、メンマ、ワカメ。
ワカメか。
あまり歓迎しないけど。。
クリアなスープをすくってひとすすり、、、
ほー。
まさに昔ながらのお味。
雑味が一切ないので、
屋台という感じはないな。
強いて言えば昭和のラーメン、かな。
鶏ガラの香りが適度で、
ラーメンのスープとして手本になるようなもの。
麺は菅野製麺の中縮れ。
インパクトはないけど、
やさしさを主張しているかのような麺。
食感はソフトだけど、
物足りなさはない。
ヘタることもなかったし、このスープにはいい麺だと思う。
チャーシューはかなりおいしい。
タレに漬け込んでから、あれこれして作るみたいだけど、
味付けといい、食感といい、香りといい、すばらしい。。。
メンマも食感が適度で味付けが抜群。
満足度高いラーメンだった。
お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。
実食感想
実食メニュー:らーめん500円
スープの種類:あっさりじんわり
麺の種類:中やや縮れ
具:チャーシュー、メンマ、ねぎ、ワカメ
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★★
チャーシュー評価:★★★★★
メンマ評価:★★★★★
再訪問希望度:★★★★☆
総合評価:★★★★☆
ひとこと:場所が悪いので、今後が心配ですが、長く続いてほしい店です。
店内に貼ってある営業許可書の 『名称、屋号または称号』欄は、『ら〜めん』でした。