訪問日時:2014/02/14 20:00
大雪の夜、2年半ぶりのGENEI.WAGANへ。
いつものようにチャイムを鳴らして店に入れてもらう。
席に着くと、本日の演目が。。
今日もいろいろ。
楽しみだ。
かんぱいっ
入江さん、今日もよろしくお願いします。
先付け。
烏賊墨海月と砂肝のコンフィ。
海月にかかっているのは烏賊墨のシャーベット。
コリコリの食感と共に口に含むと、
味のない海月が深い味になる。
これはいいアテだ。
コンフィの臭みなく柔らかくておいしい。
前菜盛り合わせ。
鴨腿肉炙り、 икраと白子の拉麺覇冨重、
果物人参の麻辣ソース和え、天然鰤の燻製。
鴨もフルーツニンジンも鰤も
どれもすばらしくおいしいけど、
特に わざわざロシア語表記のикра(いくら)のやつ。
白子、揚げ麺、などを混ぜて食べると、
めちゃくちゃおいしい!
実に楽しい一品だ。
トムヤムクン茶碗蒸し。
あのトムヤム味が茶碗蒸しとは
これまた参りました。。
パクチーもたっぷりでうれしい。
グラスワイン発注。
こういう色のグラスではなく、
なみなみと注いでくれるのです。
ワインだからといって格式ばらず、
こういうスタイルもいいもんです。
茉莉花茶煮焼豚の炙り。
風味のいい豚だ。
キャベツの浅漬けもおいしい。
そろそろ麺の出番となると、
入江さんが麺について語り始める。
すいたり、揉んだり、話しかけたり、、、
こうして毎日手にかけてやるんだそうだけど、
端から見るとちょっと怪しいけど、
これが半ば儀式になっているのです。。。
そして、こちらでは来るたびに違うラーメンを
提供してくれる。
何回目と言えば、それに合わせて作るというスタイル。
最初は潮薫ラーメン、2回目は海老薫醤油ラーメン、
私は3回目なので海老薫味噌ラーメンに昇格。
やがて到着。
海老味噌という香りがあがってくる。
スープは海老のやさしい風味が際立つけど、
赤みそ主体の味わいが絶妙に合う。
目の前で超縮れ麺にされた麺は
12秒のゆで時間。
このもしゃもしゃの食感がとても楽しい。
スープの味も香りも拾い上げ、
抜群の味わい。
豚肉はチャーシューはなく、特製のタレで漬け込んだ3枚肉を
フライパンで焼いたものだけど、
これがまたおいしい。
最後はTKG。
最初は醤油味でいただく。
すっごいおいしい!
すると途中で味噌ラーメンのスープを入れて混ぜてくれる。
独特のTKGに変化する。
なので、TKGも毎回違った味わいを
楽しめるという工夫だ。
デザート。
今日はバレンタインなので、
チョコレート系のスイーツ。
中でも揚げた麺にチョコレートをまぶしたやつには参った。。
今日も堪能、入江劇場。
そして、外に出ると状況は一変して一面銀世界。
ラッキーにもすぐにタクシーを捕まえ、
少し幻想的な景色を眺めながら、
無事に帰還した。
お店のデータはぼぶのラーメン店DATAで。
実食感想
実食メニュー:海老薫味噌ラーメン(コース4200円)
スープの種類:海老が香る味噌
麺の種類:極細縮れ
具:豚、白髪ねぎ、水菜、糸唐辛子
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★★
チャーシュー評価:★★★★★
メンマ評価:−
再訪問希望度:★★★★★
総合評価:★★★★★
ひとこと:お酒も充実していて、楽しい店です。