ツッコミどころ満載の藤巻激城。
もともとタイ料理が好きで、
珍しいもの好きの私の琴線に触れる店。
ご主人の藤巻さんから、5月の終わりに手紙が届いた。
内容は、6月1日から「緑一色」というお店を新たに立ち上げると。
店名もメニュー名も緑一色。
リューイーソー。
一度はやってみたい役満ですよね。。
Qタローさんが本店の方でこれを召し上がり、
レポートをあげていたので、イメージはつかめていた。
今日、やっと行ってみようと思い立った。
完全予約制ということで、電話で12時に1名で予約。
「ホームページの地図を必ず印刷してお持ちください。」
「15分過ぎたら自動的にキャンセルになります」
等、いかにもなお言葉をいただくが、
本店で慣れてるし、どうってことないけど、
「なんなの?」
と思う人もいるでしょうね。
店は仁愛食品という会社の敷地内とか。
ナビで行ったのですぐわかったけど、
南砂町駅から徒歩だと、確かにわかりにくいでしょうね。
本店と同様に、「わかりづらい」がコンセプトなのかしらん。。
その場所に着いてもこれですから、、、
右側に回り込むとこうなっている。
奥の方では工場で作業中の人々が。。。
工場の一角がラーメン店、なんてシチュエーションは
あまりないでしょうなあ。
なんでも藤巻さんとこちらの仁愛食品の社長さんが知り合いで、
ここでやるのもおもしろいね、ということらしい。。
本店もそうだけど、何とも間借りが上手ですなあ。
さて、恐る恐る中に入っていくと、左側が入り口。
重々しいドアを開けると、まさかの黒服さん。
「いらっしゃいませ・・・」
どぎまぎしちゃうよ。
席へ案内されてもなんか、所在ない。
やはり、ファッショナブルですわ。
店内はほんとにみどり一色。
カウンターも壁も厨房内の冷蔵庫もみどり。
でも、この色合いは心が落ち着くよね。
お茶も冷たい緑茶。
厨房には白服のシェフ。
こちらも藤巻さんの古い知り合いとか。
物腰の柔らかい方ですね〜
お客は私の他に2人がいた。
みんな、静かに待っている。。。
やがて到着。
レモンを搾ってお召し上がりくださいとのこと。
そして、麺。
ほうれん草を練り込んだ麺は翡翠色に輝いてきれいですなあ。。
上には白髪ネギと青パパイア、糸唐辛子、パクチーが乗っている。
さっそく食べ方始め!
グリーンカレーベースのスープは極上の味わい。
うなってしまうほどのおいしさ!
具がまたすごくて、
大量の鶏ひき肉にさいの目の切られた山芋、アボカド、なす、筍。
あとはグリーンアスパラ、ピーマン、トマト、しめじ、パクチー。
あと、糸状のものすごい風味豊かなハーブがあった。
聞くとこれは「バイマックルー」というものだそうだ。
日本名ではコブみかんの葉ということだけど、
いかにもタイ料理!と言う感じでとっても気に入った。
わずかに糸状の一本だけで、口中に広がるエスニックな香り。
これはたまらん。。。
断面長方形の緑の麺はもっちりとした食感で、これまたいい感じ。
スープに浸すたびにいろいろな具が入ってきて、
実に楽しい。
麺が終わる頃、例によってライスが出された。
麺がなくなっても、こんなにたくさん具が残るが、
これを一気にライスの上に。。。
ウ(゚∀゚)マ〜〜〜!!!!
麺はこれを食べるための前座と言ってもいいくらい。
完璧なしめですわい。
早く食べたい衝動を抑え、
全体的にゆっくりゆっくり楽しませてもらった。
2000円でも安いかな、と思うくらい
大満足の一杯でした。
お店のデータはぼぶのラーメンDATAで。
感想など。。。